第1回GNHシンポジウム

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庭野平和財団設立30周年記念シンポジウム
「地域社会とGNH(国民総幸福量)」

日本におけるGNHの向上に地域社会がどのように取り組むか

2008年11月21日 セレニティホール

《開催趣旨》

皆様のおかげさまで、庭野平和財団は、1978年12月の設立以来、30年の歴史を積み上げることができました。これも設立母体である立正佼成会はじめ多くの個人、団体そして理事、評議員の皆様のご支援とご協力の賜と、心から感謝申し上げます。

 さて、30周年を記念して、長年にわたり財団が行ってきた「宗教と平和」に関する活動の観点から、ブータンの第三代国王が仏教精神を基本に現代の諸課題を克服するために提唱されたGNH(国民総幸福量)について、5年間にわたる連続シンポジウムを計画いたしました。
第一年目にあたる本年は、「地域社会とGNH (国民総幸福量)」を主たるテーマとして、「日本におけるGNHの向上に地域社会がどのように取り組むか。」をサブテーマとして開催いたします。
 混迷する現代社会において、地域社会における人々の幸福とは何か、そのための方策は何か、GNHそのもののご紹介と共に水俣市の過去と現在、女性の起業活動、環境問題などの観点から具体的な事例を紹介させていただきます。われわれ一人一人がその足もとから実践できる地域再生などを通じて、GNHを高めるには何ができるのか、皆様とご一緒に考えてみたいと思います。

≪プログラム≫ 

3:00- 開会挨拶   庭野平和財団理事  篠崎友伸

3:05- 基調発題
「地域社会とGNH(国民総幸福量):ブータンと水俣に学ぶ社会創造」
大阪大学グローバルコラボレーションセンター 
  准教授  草郷孝好

3:40-  パネルディスカッションⅠ
  コーディネーター  庭野平和財団専務理事 野口親一
  パネリスト
① 前水俣市長  吉井正澄
② WWB/ジャパン(女性のための世界銀行日本支部)
代表 奥谷京子
③ 足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ
理事 大河内秀人

4:20-  休 憩
4:40-  パネルディスカッションⅡ
5:50-  まとめ    
6:00-  閉 会

≪講師・パネリスト紹介≫(敬称略)

草郷孝好 (くさごう たかよし)
愛知県に生まれる。東京大学経済学部卒業後、民間会社勤務などを経て、スタンフォード大学で開発経済学の修士号を取得、のちにウィスコンシン大学マディソン校にて開発学の博士号を取得した。世界銀行、国連開発計画(UNDP)に勤務し、途上国の貧困削減政策形成にかかわる経験を持つ。明治学院大学、北海道大学を経て、現在は、大阪大学グローバルコラボレーションセンターと人間科学研究科准教授。内発的な社会創造をテーマにして、多種多様な研究手法を活用し、国内外でフィールド調査研究、アクション・リサーチを行っている。

吉井正澄 (よしい まさずみ)
1931年  熊本県芦北郡旧久木野村に生まれる
1950年  熊本県立芦北農林高校卒業
1975年  水俣市議会議員に初当選
1979年  自由民主党水俣市支部幹事長
1983年~85年 水俣市議会議長
1983年~84年 全国市議会議長会公害対策特別委員長
1991年~93年 自民党水俣市支部長
1993年~94年 水俣市議会議長
1994年1月   水俣市長に初当選
1996年9月  「水俣東京展」に参加、講演
1998年2月  水俣市長再選
2001年10月 「水銀国際会議」水俣で開催、講演
2002年2月21日   任期満了にともない市長を退任、現在に至る
(著書)「議員人生あれこれ」「離礁―水俣病対策に取り組んで」「市長の雑記帳 愛しています水俣」

奥谷京子 (おくたに きょうこ)
大学時代、人事・組織設計を専攻。またボランティアをやりたい学生と企業・福祉施設やNPOなどのマッチングを行う活動に携わり、WWB/ジャパンに入社。自らカフェを立ち上げた経験や起業家のお店でパンやアイスクリームを売るなど実体験を元に全国で起業家スクールの講演、受講生に生きたアドバイスをしている。産業能率大学・松山大学で講師、浜松市のビジネスプランコンテストの審査員や京都市のVIS(商い創出事業)の委員も務める。主な著書『ひろう・もらう・つくる・お金をかけない起業法』(アドア出版、2001年)。

大河内秀人 (おおこうち ひでひと)
1957年生まれ。財団法人全国青少年教化協議会職員、浄土宗東京教 区青年会事務局長を経て、国際協力NGOに国内ボランティアとして参加。カンボジア、タイ、ベトナム、パレスチナ、ルワンダでの支援事業を運営する。 1991年、湾岸戦争後のパレスチナを訪問したことをきっかけに「パレスチナ子どものキャンペーン」の活動に参加。現在同NPO法人常務理事。ガザ地区の ろう学校、ジェニンでのメンタルケア、レバノン国内難民キャンプでの教育・福祉・医療活動などの支援事業やイスラエルを含む現地との交流・キャンペーン活 動を運営する。浄土宗見樹院及び寿光院住職、江戸川子どもおんぶず代表、日本国際ボランティアセンター(JVC)理事。「原子力行政を問い直す宗教者の会 世話人」