パウロ・エヴァリスト・アルンス枢機卿

第11回 1994年 受賞者 ブラジル

「サンパウロ正義と平和委員会」を創設し、非合法的手段で抑圧された罪なき人びとの人権擁護やブラジルの民主化の実現に尽力。自然環境の保護、開発協力といった国際的問題にも取り組み、宗教協力の精神による世界平和達成のために幅広く活動している。(2016年没)「平和とは、己の敵を愛すること、己を赦さぬ者を赦すこと、そして邪な者、嘘つき、偏見に満ちた者、また乱暴な者に対し、善を為すことを意味します。これこそ真の智慧からの贈り物です。無条件の愛だけが、平和の条件を生み目すことができるのです」

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第11回平和賞贈呈式 パンフレット