第32回庭野平和賞 「エスター・アビミク・イバンガ師」に決まる。

公益財団法人 庭野平和財団(名誉会長:庭野日鑛、理事長:庭野浩士)は第32回庭野平和賞を「障壁なき女性たちのイニシアティブ」(Women Without Walls Initiative )会長でキリスト教ペンテコステ派の牧師、エスター・アビミク・イバンガ師に贈ることを決定いたしました。

イバンガ師はアフリカのナイジェリアでクリスチャンの家庭に生まれました。大学で経営学を学んだ後、1986年から16年間、ナイジェリア中央銀行に勤務します。その間、1995年に「ジョス国際キリスト教伝道所」を設立し、主席牧師に就任します。そして2010年に「障壁なき女性たちのイニシアティブ」を創設し、同団体の会長として、ナイジェリア国内を中心に、平和構築のための女性の訓練や社会的弱者の権利擁護、国内避難民や貧困者への援助、紛争状態にあるコミュニティ間の対話・調停活動などで活躍しています。

なお、贈呈式は5月14日(木)、東京で行われます。