平和を醸成する「研究」と「活動」を支援するために、庭野平和財団の助成活動はスタートしました。財団が設立された翌年の1979年(昭和54年)からのことで、これまで毎年、助成を続けてきました。

助成対象の大枠は、「宗教にかかわるあらゆる分野」で、「宗教間の協力」「宗教の社会的役割」「宗教間の対立とその和解」「宗教と科学技術の進歩」「宗教と医療」「宗教精神に基づく献身的な社会活動」などに該当する研究や活動に助成してきました。

近年は、海外からの申請も増加し、特に児童、教育関係の研究に尽力している研究者および団体への支援を行っています。活動助成では、地域の福祉や教育などの分野で、地道に献身的な活動を続けている個人や団体を支援してきました。

現在は、主に次の2項目に該当する活動対象に助成しています。

  • 1. 宗教的精神に基づく社会・平和活動
  • 2. 地域のエンパワーメントを創生する活動

(研究助成は、2005年度をもって終了いたしました。)