ハンス・キュング博士

第22回 2005年 受賞者 ドイツ

キリスト教、ユダヤ教、イスラームのみならず、ヒンズー教や仏教なども視野に入れ、世界の諸宗教の類似性、共通性を研究し、著作やインターネット、マスコミなどを通じて、宗教の普遍的価値を論じてきた。その活動は、世界的に注目を浴び、「対話の神学への先駆者」「普遍宗教確立への先駆者」との評価を受けている。カトリックの神学者でありながら、常に世界の諸宗教に敬意を払い、信仰の最も奥にある共通の倫理を見つめてきた。(2021年没)

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