2011年3月、韓国宗教者フォーラム設立総会

2011年3月7日、韓国ソウル市の円仏教センターにて、韓国宗教者フォーラム設立総会が開催され、さまざまな韓国宗教団体から約70名の宗教者が参加しました。

韓国宗教者フォーラムは、2010年10月に設立された韓日宗教者フォーラムの韓国側組織で、社会問題に関心を持つ活動的なさまざまな教団,宗派に属する韓国の宗教者が参加している。

韓日宗教者フォーラムは、組織過去二回の準備会議の結果組織されたものである。-2010年3月に韓国ソウルで開催した第一回「韓日宗教者フォーラム準備会議」および、2010年10月に東京で開催された第二回「同フォーラム準備会議」において規約を決定した。

これらの準備会議において、東アジアの宗教者のあるべき姿について、日韓双方の識者による基調講演がなされた。
今回の設立総会に際して、当財団の野口専務理事が「韓日宗教者フォーラム」の提唱者の一人として招待され、基調講演を行った。内容は、庭野平和財団の平和 活動の理念と活動、とりわけGNHの考え方と水俣の「地元学」の関連について説明し、ソウル市における宗教施設の緑化活動について試験プログラムの提案を 行なった。
その後、本年3月、韓国側から日本における緑化活動の実際と水俣地元学の実際を見学したい旨の連絡があり、当財団がGNHの普及に関する助成事業の一環と して韓国宗教者の受け入れを決定した。日程は、2011年8月22日から25日まで、東京では、立正佼成会豊島教会の緑化活動を見学し、水俣市では、地元 学についての研修や「村丸ごと博物館の」を訪問する予定で準備が進められている。