公開シンポジウム「現代社会における宗教と宗教学の公共性」開催のお知らせ
2018.03.05
平成30(2018)年3月17日(午後2時-5時)、上智大学四谷キャンパスにて、公開シンポジウム「現代社会における宗教と宗教学の公共性」を開催いたします。
日時:平成29年3月17日(土)14:00~17:00 会場:上智大学四谷キャンパス2号館401教室(東京都千代田区紀尾井町7-1) Google map 主催:公益財団法人庭野平和財団 協力:「宗教と宗教学のあいだ」研究会 趣旨:平成27(2015)年に庭野平和財団の助成成果として発刊された『宗教と宗教学のあいだ―新しい共同体への展望』は、その副題が示すとおり、困難に直面した時、人々は宗教を通じていかに新たな共同体を再構成するかというテーマにそって編纂された。そこでは、現代の危機状況のなかの宗教の創造的側面に焦点が当てられ、その解釈の基底には、宗教学が担うべき「新しいヒューマニズム」創設への役割が共有されている。 今回のシンポジウムではそのような新しいヒューマニズムについて考える上で、キー・ワードになるであろう「公共性」の概念に注目し、現在進行中の宗教者による公共的実践、あるいは公共的実践における宗教性に目を向けることで、社会(公)と宗教(私)、経済(物質)と宗教(精神)、利己と利他などこれまで自明とされてきた二項対立を統合する新たな「宗教」の捉え方を検討する。さらに、そのような「宗教」の捉え方を公共化していく上での、宗教学の役割についても討議したい。
発題者:(敬称略) 宮本要太郎(関西大学) 金子昭(天理大学) 平良直(倫理研究所) コメンテーター: 河井信吉(金光教国際センター) 司会: 村上辰雄(上智大学)
*お問い合わせは、庭野平和財団(info@npf.or.jp)までお願いいたします。