マイケル・ラプスレー師
2022.06.30
贈呈理由
受賞講演
名誉会長挨拶
第39回庭野平和賞をマイケル・ラプスレー師に贈呈いたしました。ラプスレー司祭は、1949年、ニュージーランドの敬虔なキリスト教徒の家庭に生まれました。オーストラリア聖公会で司祭に按手、聖使修士会(SSM)に入会。1973年、24歳の時、南アフリカに派遣され、アパルトヘイト撤廃に身を挺しました。ネルソン・マンデラ元大統領やデズモンド・ツツ名誉大主教の盟友でもあります。
ラプスレー司祭は、1990年、小包の中に仕込まれた爆弾で両手と右目を失います。その後、1998年、「記憶の癒し研究所」を設立。以来、自身も痛みや傷を負った治癒者として、南アフリカにとどまらず、国や宗教の違いを超えて、世界の人々の痛みの記憶を希望に変える、癒しのワークショップを展開しています。
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