参加申込みの受付けを終了致しました。庭野平和財団主催シンポジウム「共同体に溶け込んでいる文化としての宗教の役割」(参加費無料)
2019.10.10
開催趣旨: 庭野平和財団は、宗教的精神にもとづく平和のための活動と研究を推進する事業の一つとして、ブータンの第四代国王が国づくりの哲学的指針として提唱された GNH(Gross National Happiness: 国民総幸福)に関連したテーマをもとにしたシンポジウムを2008年からほぼ毎年開催してきました。 2019年度はその成果を踏まえ、GNHの四本柱の一つである“文化の保存”について、より深耕されたテーマ“共同体に溶け込んでいる文化としての宗教の役割”を設定し、シンポジウムを開催します。 いわゆる制度化された宗教、組織的布教を展開している宗教団体は、様々な現代的課題を抱えているといわれています。宗教そのものや、葬祭儀礼にたいする人々の考え方が多様化、個別化している現代、宗教の在り方、教団の在り方も変容すること、すなわち宗教の再生、ルネサンス、或いはリバイバルが急務ではないかと考えられています。 一方、日本古来の自然信仰を基盤として、外来の宗教を習合しながら育まれ、受け継がれてきた信仰実践が村落共同体に中に存在しています。 今回のシンポジウムがそのような“共同体に溶け込んでいる文化としての宗教”の事例を参加者が共有し、私たちが直面している現代的な諸課題に取り組む際のヒントを得られる機会になれば幸甚です。 *GNHとは“Gross National Happiness=国民総幸福)”の:GNP(国民総生産)のP(Product=生産)をH(Happiness=幸福)に置き換えた、ヒマラヤ山麓の仏教国ブータンの前国王によって1970年代、国政の指標として提唱された概念です。GNHは、ブータン社会のもつ伝統的な価値観を基にした社会づくりのビジョンで、1. 持続可能で公平な経済開発 2. 自然環境の保護 3. 伝統文化の保護 4. 良い統治を活動の指針としています。
日時:2019年11月5日(火) 開場: 13:00 シンポジウム: 13:30~17:00 懇親会: 17:10~19:00
会場:中野サンプラザ「15階フォレストルーム」 住所:東京都中野区中野4-4-1 会場TEL:03-3388-1151 アクセス:JR中野駅北口より徒歩3~4分 会場URL:https://www.sunplaza.jp/ Google map
テーマ:「共同体に溶け込んでいる文化としての宗教の役割」 登壇者: 内山 節(哲学者) 草郷孝好(関西大学社会学部教授) 田中利典(金峯山寺長臈、種智院大学客員教授)
参加費:無 料
申し込み方法:※申し込みの受付を終了致しました。 ご参加は事前にお申し込みが必要です。 参加ご希望の方は、以下の URL にアクセスし「参加申込みフォーム」からお申込み下さい。 万一アクセスできない場合は、恐れ入りますがメール、お電話、またはFAXにてお申込み下さい。その際、以下をお知らせ下さい。 ・「11月5日シンポジウム参加」と記して下さい(メール・FAXの場合) ・「ご氏名」 ・「ご所属」 ・「ご連絡先電話番号」 ・「懇親会へのご出欠(参加・不参加)」 メール:npf.order@gmail.com TEL/FAX:03-3226-4371 (FAX 1835)
お申込みの締め切り:10月29日(火)終日まで *なお、会場の関係で先着 50 名様までとさせて頂きます。何卒、ご了承ください。
お問合せ先: (公財)庭野平和財団事務局 担当:高谷 メール:npf.order@gmail.com TEL:03-3226-4371